胃カメラ検査|しらと内科外科クリニック三郷|三郷駅|内科・外科・消化器内科・老年内科
胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査
胃カメラ検査では、胃がんの早期発見のほか、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍などの様々な病気を診断することができます。口や鼻から先端にCCDカメラが搭載された内視鏡を挿入し、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を直接観察できるため、バリウムを使ったX線検査に比べて微小な病変の発見に優れています。
当院では、内視鏡画像診断支援システムCAD EYEを搭載した内視鏡を採用しております。AI技術の一つであるディープラーニングを活用して開発され、病変のリアルタイム検出・鑑別を支援するシステムです。これにより、微細な変化の病変も見逃しにくくなり、より精度の高い診断が可能になります。
鎮静剤(麻酔)を使用した内視鏡検査
内視鏡検査は、消化器系や呼吸器系など、体内の様々な部位を確認するために行われますが、喉や胃、腸などに内視鏡を挿入する際に不快感を感じることがあります。鎮静剤を使用することで、患者様は検査中にリラックスでき、痛みや不安を感じずに検査を受けることができます。また、従来の検査方法に比べて、より短時間で終了することが多く、患者さんの負担を軽減します。
一方で、鎮静剤を使用する場合には、検査後しばらくの間、注意が必要です。鎮静剤が体内に残っている状態では、自動車やバイク、自転車などの運転や重い作業を行うことができません。検査後は、休息をとり、可能であれば誰かに付き添ってもらうことが推奨されます。
胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査前後の食事
胃カメラ検査は、胃の健康状態を評価するための重要な手段です。検査の精度と安全性を確保するためには、検査前後の食事管理が非常に重要です。適切な食事計画により、胃内がクリアに保たれ、検査中の視界が確保されます。
検査をスムーズに進めるために前日から食事制限があり、前日の21時から食事をしないようにお願いしております。前日の夕食は軽めにし、消化の良い食べ物を選んでください。脂っこい食べ物やアルコールなどは避け、消化に負担をかけないよう心掛けてください。また、水やお茶などの透明な飲み物は許可されていますが、検査直前の水分摂取は控えめにしましょう。